国土交通省は18日、地域の空き家・空き地等の利活用等に取り組む地方公共団体と宅地建物取引事業者等が連携したモデル事業者の募集を開始した。
空き家・空き地等の流通・利活用が進みにくい背景として、空き家・空き地等の有効活用・管理には不動産取引の専門家である宅地建物取引事業者の協力が不可欠にもかかわらず、地方公共団体と宅地建物取引事業者等が連携・協力した取り組みが全国的に広がっていないことが挙げられる。これらの課題に対し、モデル事業者を募集し、空き家・空き地等の流通促進を図る。
募集対象者の応募要件は、構成員の中に宅地建物取引事業者(法人)が含まれていること。対象となる事業は、「空き家・空き地等に関する相談体制の構築、相談受付」「空き家・空き地等の流通・利活用についての提案・コンサルティング」「空き家・空き地等の適正管理、新たな活用方法の開発・普及」「空き家の流通・有効活用の促進における新技術の活用」に関するものなど。受給のミスマッチの解消や新たな需要の創出、地域での空き家等の適正な管理の推進の観点から、継続的な事業展開と相当程度の需要開拓が見込まれるようなビジネスモデルを積極的に選定する。
支援内容は、8団体程度を対象に上限額200万円(税込み)まで、その他、32団体程度を対象に上限額100万円(税込み)まで経費を支援する。
募集する事業期間は、採択決定通知書が交付された日の翌日から、最長で2019年1月31日まで。
募集期間は5月18日まで。募集要項詳細、応募については(株)価値総合研究所ホームページよりダウンロード。
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