登記は司法書士に依頼するものと思っていませんか?
実は、登記は自分でするのが原則なのです。
登記の専門家である司法書士に依頼することは例外なのです。
自分で登記が出来れば、司法書士報酬 (5~7万程度)を節約できます。
私は抵当権抹消が絡まない所有権移転登記なら自分でしています。
そもそも「登記」とは?
「登記」とは、権利関係などを公に明らかにするために、
法務局が管理する登記記録というデータに記録することです。
不動産登記は、「どのような不動産(土地・建物)なのか」、「所有者はどこの誰なのか」、
「どこの誰からいくらお金を借りたのか」などが誰でも分かるようになっています。
自分でできない、または自分でやらない方がいいケース
私は、不動産を買取した時の所有権移転登記は自分でやりますが、
抵当権抹消が絡んでいるときは、金融機関の許可が取れないので司法書士に依頼します。
他にも、どうしても間違えたくないときや、関係者に迷惑をかける恐れのあるときは
司法書士に依頼します。
自分でやることのリスクを考えて判断しています。
登記申請の流れ ~法務局の登記相談を利用する
法務局には、「登記相談」コーナーがあります。
不動産の所在地を管轄する法務局に事前に電話予約したら、当日言われた書類を持参します。
その日の当番の方が申請書の書き方を懇切丁寧に教えてくれます。
あらかじめ下書きした登記申請書をもっていけば、赤ペン先生のように丁寧に添削してくれます。
(登記申請書のひな形、書き方はググればいくらでも出てきます。)
帰り際に次回の予約(実際に申請する日)をして、当日清書した申請書と必要書類を確認してもらい、
OKであれば窓口に提出して完了です。
ちなみに、申請書を提出してから登記完了までは約2週間ほどかかります。
まとめ
登記のプロである司法書士に依頼するのと違い、素人がする登記です。
あくまで自己責任であることをよく肝に銘じて、やるやらないの判断をしましょう。
単なる「売買による所有権移転登記」であればとても簡単です。
お金の節約にもなりますし、達成感も得られます。
時間に余裕があり、関係者の理解があるのであれば、是非チャレンジしてみてください!

代表 国本
「不動産のことなら何でもお任せください!」という不動産屋にはなりたくないのです。
何でもできる不動産屋は尊敬しますが、山ほどあります。
私は私でなければできない仕事をしたいと思っています。
そんなスタンスで仕事に取り組んでいます。
この手作りのつたないHPを見て少しでもご興味をもっていただけましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご連絡心よりお待ちしています。