No.120 相続したくない不動産を相続しない方法


土地は建物と違い、どんなに時が経過しても、価値がなくならない財産です。

 

もし土地が時の経過とともに価値がなくなるのなら、

 

今世界中の土地が無料(価値ナシ)ということになりますから、おわかりいただけるでしょう。

 

しかし、全ての土地に価値があるとは限りません。

 

中には田舎の山奥などにあり、使い道のない土地もあります。

 

そのような土地は買い手もおらず、所有すれば固定資産税などの出費がかさむだけです。

 

それでも相続しなければならないのでしょうか。

市や町に寄付する?

いらない土地=売れない土地=市や町も要りません!

 

基本的に相続人が相続したくないような、利用価値もなく換価もできない不動産を、

 

市や町も欲しがりません。

 

寄付は受け付けられないでしょう。

 

寄付ができる(=喜んで受け取ってもらえる)という勘違いは非常に多いです。

所有権の放棄?

要らないのだから、捨てればいい?

 

「所有権を放棄する!」という方もおられますが、動産(物)と違い、

 

残念ながら不動産の所有権には放棄という考え方はありません。

 

また、その登記方法もありません。

相続の放棄ならできます!

土地の所有者が亡くなり、相続が発生した段階で、相続人全員が「相続放棄」をする方法があります。

 

相続放棄は財産の一切を相続しない方法で、家庭裁判所への手続きが必要です。

 

家庭裁判所で認められれば、最初から相続人でなかったことになりますので、

 

要らない不動産を相続しなくていいのです。 

相続放棄の注意点

✅相続放棄をしたら他の財産も相続しないことになる

 

相続放棄が認められた場合、最初から相続人でなかったということになります。

 

ですので、相続したくない不動産だけでなく、その他の預貯金等についても相続できません。

 

※「限定承認」という方法もあります。

 

 

✅相続放棄をしても管理義務は残る

 

相続放棄をしたらその時点から自動的に責任から解放されるわけではない点に注意しましょう。

 

相続放棄後もその土地の名義人は被相続人(亡くなった方)であり、

 

固定資産税はかからないものの、次の管理者が決まるまで管理義務は残ります。

まとめ

相続財産に不動産が含まれている場合は、相続すべきか放棄すべきか判断が難しいときもあります。

 

また、昨今社会問題化している「空き家」の相続については、

 

相続人それぞれの状況や様々な利害関係者等との問題が絡んでいることも多々あります。

 

不動産の相続についてお困りの際は、一人で悩まず、桜木不動産事務所までご相談ください。

 

 

この記事を書いた人

代表 国本

「不動産のことなら何でもお任せください!」という不動産屋にはなりたくないのです。

何でもできる不動産屋は尊敬しますが、山ほどあります。

私は私でなければできない仕事をしたいと思っています。

そんなスタンスで仕事に取り組んでいます。

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