不動産業界の人間でも、不動産用語や法律用語の読み方を間違っている人を見ることがあります。
かく言う私もすべてを知っているわけではないのですが、これくらいは読めた方がいいなと思う、
ちょっと読み方が難しい不動産用語と法律用語を、思いつくまま、
その意味とともに書き出してみようと思います。
何かのお役に立ちましたら幸いです。
読みにくい不動産用語集(用語の意味は「at home」「Wikipedia」サイトより抜粋)
✅囲繞地(いにょうち)
公道に通じていない土地を囲んでいる周囲の土地。
✅遺言(いごん・ゆいごん)
死後の法律関係を定めるための最終意思の表示。
✅陸屋根(ろくやね)
屋根形式の一つで、勾配が水平または水平に近いかたちのもの。
✅内法(うちのり)
建物の床面積を測定する際に壁の厚みを考慮せず、壁の内側の部分の面積だけを「床面積」とする考え方のこと。
✅日影規制(にちえいきせい・ひかげきせい)
建築物に対する斜線制限の一つで、日影の量を一定以下にするよう建築物の高さを制限すること。
✅責に帰す(せめにきす)
法的に責任を取らなければならないこと。
✅貼付(ちょうふ)
貼り付けること。
✅施行(せこう・しこう)
成立した法令の効力を発生させること。
✅建蔽率(けんぺいりつ)
建築面積を敷地面積で割った値のこと。
✅石綿(せきめん・いしわた)
蛇紋石・角閃石など繊維状ケイ酸塩鉱物の総称。英名アスベスト(Asbestos)。
✅瑕疵(かし)
「きず」「不具合」「欠陥」
✅庇(ひさし)
家屋開口部の上に取り付けられた片屋根
✅競売(けいばい・きょうばい)
債権者が裁判所を通じて、債務者の財産(不動産)を競りにかけて、最高価格の申出人に対して売却し、その売却代金によって債務の弁済を受けるという制度のこと
✅相殺(そうさい)
2人の者が互いに相手に対して同種の債権を持っているとき、相手方への意思表示によってその債務を対当額で消滅させること
✅蟻害(ぎがい)
シロアリにより主に木材が食い荒らされ、建築物の歪み・傾きなどのさまざまな不具合を引き起こすこと
さいごに
「どっちの方が正しいのかな?」と思ったものは、ことごとく「どっちも正解」でした(笑)
不動産の取引の中で一度は目にする言葉ばかりですので、是非正しい読み方を覚えてみてください。
というわけで、最後までご覧いただきありがとうございました。

国本
桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。
三井のリハウス、大東建託(株)退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に
不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。
両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。
好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。
嫌いなものは、ゴキ。