売却を成功させるための心得


不動産売却では、物件を商品化することと適切な値決めは非常に大切です。

物件に対する感情は、住み慣れた我が家に愛着を持つ売主様の方が、購入対象物件としてみている買主様より当然として深いものがあります。

売却を成功させるための売主様の心得として、物件や売却に関わる諸事を買主様目線でそして客観的に考慮し対応していく必要があります。

ここでは不動産売却の「して良いこと」と「しては駄目なこと」の例をいくつかご紹介します。

して良いこと

 

売却準備の前に不動産エージェントに相談

 

売却のためにご自身で決めた改装をする前に是非不動産エージェントに相談し、その改装などが売却にとってプラス要素になるものか否かを確認してください。

 

売却プロセスをしっかり予習

 

不動産関連のウェブサイトや不動産会社が開催する売却セミナーへの参加を通じて、売却プロセスを学びましょう。

予習することで、売却に関する不安やストレスを軽減できます。知識は力です。

   

売却に関する税務を会計士や税理士に確認

 

売却に関わる税務を売買取引中にサプライズで知るようでは大変です。

売却を考えたら不動産エージェントへの相談はもちろんのこと、会計士、税理士などと相談し、売却に関わる税務や法務を確認してください。

 

断捨離

 

自宅の買い替え(ダウンサイズ・アップサイズ)でも、物件を市場に出す前の準備段階で断捨離を是非おこなってください。

不必要な家具を含む持ち物を減らし、室内スペースをすっきりさせることは物件売却にとってプラスです。

 

徹底的な掃除

 

徹底的な掃除をすることで、きれいになった箇所が人の目を惹きつける「誘目性」があります。

その効果を多いに活用し、物件の第一印象を良くしましょう。

キッチンの蛇口やシャワーヘッドなど光るべきところは水垢をとり光らせ、タイルの目地が白であれば漂白剤などで目地をきれいにしましょう。

シャワーやタブにこびりついた石鹸カスも適切な洗浄剤で取り除き、排水溝は髪の毛のない状態に保ってください。

特に水回りは汚いと購入検討者を幻滅させますので、細かい注意を払ってください。

窓の桟などは埃や砂埃を取り除き、しっかり拭き取りましょう。

 

道路からみた外観を整える

 

庭先・玄関先の状態はどうですか。

室内に入った時の第一印象も大切ですが、外観も非常に大切です。

購入検討者はまずウェブサイト掲載の写真で物件を確認、その後で内覧希望か否かを判断することが多いですし、内覧前にまずは物件の前を下見しているも多くいます。

ここで物件内覧の可能性を弾かれたらもったいない話です。

芝生や花壇の手入れ、玄関前の掃き掃除、玄関ドアのふき掃除、またダメージがある外壁などの修理は検討されてもよいでしょう。

 

買主様目線で客観視

 

不動産売買の取引では買主様より売主様の方が感情的になる機会が多くなるようです。

時には買主様目線で、そして客観視することで感情的にならずに冷静な判断や決断が可能となります。

是非念頭に置かれておいてください。

 

物件の開示は公明正大に

 

不動産売買に関わるトラブルで一番の原因となるのが情報開示です。

特に購入検討者の購入決断を左右させる要因となる物件についての重要事実の開示です。

典型的な例では物件内での死亡の有無でしょう。

何年も前の出来事であっても、質問されれば答える必要があります。

どのような重要事実にしろ、物件購入後に発覚したら大問題です。

どんなに不利と思われる事実でも公明正大に開示してください。

しては駄目なこと

 

市場価格より"はるかに"高い価格(オーバープライス)での試し売り

 

「この額で売ることができれば売ってもいい。」という気持ちで物件を市場に出すことはお勧めしません。

なぜなら、物件も生ものと同じ。

売れずに市場に残っている期間が長ければ長い程、物件の値打ちが下がってしまいます。

市場価格での売却であれば購入できるお客様を避けてしまうこととなり、売却できる機会を激減させてしまったり、売れ残り感が出てしまいます。

挙句の果てには大きな値下げをしないと売れないということにもなりかねません。

物件は市場に出たら4週間目あたりまでが勝負です。

オーバープライスは避けましょう。

 

壊れている箇所の修理をしないでいる

 

個乳検討者が下見の際に壊れた箇所を見つけたら、そこでマイナス要素ができてしまうことになります。

購入検討者の第一印象は非常に大切でポジティブなものでなければなりません。

今まで直そうとして直さなかった繰延メンテの箇所があれば、物件が市場に出る前にできる限りの修理は行いましょう。

また、外観を損ねているような箇所があれば、これらもできる限り直しておきましょう。

   

感情的になる

 

我が家として長年住んだ物件には愛情や愛着はたくさんありますし、ご自身にとっては満足しているお家でしょう。

しかし、あなたの我が家は買主様にとっては単に購入対象物件です。

購入検討者の物件に対するコメントはネガティブにしろポジティブにしろ必ず耳にします。このコメントや行動には感情的にならずに客観的に受け取れることができる心の準備をしてください。

また、場合によってはかなり低い金額のオファーを受領することもありますが、これにも感情的にならずに冷静に対応しましょう。

このようなオファーは拒否してもOKですので感情的になる必要は一切ありません。

 

趣味の収集品や家族写真などをそのまま飾っておく

 

前述の理由と同じです。

あたなのお家はこれから購入するであろう彼らの将来の我が家です。

趣味で集めた品々の装飾は取り除き、ホテルの部屋のようなシンプルでニュートラルなインテリアにし、無機質な状態にする努力をしましょう。

 

ペットやタバコなどの匂いに注意を払わない

 

ペットを所有していない人や非喫煙者にとっては、ペットやタバコの匂いは売却上致命的な要素になることもあります。

匂いを消すためのトリートメントやカーテン・カーペットのクリーニングや交換を考える必要もあります。

また、物件売出中のペットのトイレや灰皿などの管理はしっかり行ってください。

特に喫煙に関しては屋外での喫煙も考えるべきでしょう。

 

収納スペースの整理整頓がされていない

 

内覧に来た購入検討者はクローゼット・冷蔵庫・キャビネットなどの収納スペースを開けることもあります。

見えるところだけの整理整頓だけでなく、見えないところの整理整頓も忘れずに。

物件を見せる時のエチケット例

 

下記は購入検討者の内覧に際し、第一印象がポジティブにそして内覧が安全であるために是非とも実行してください。

 

・玄関・階段・廊下に障害物がないことを確認。

・昼間でも玄関先はじめ室内の電灯はすべてONに。・ペットはケージか屋外に。または一緒に外出することもお考えください。

消臭剤の使い過ぎは禁物。

BGM音楽やテレビをつけておく場合は、「ささやく」程の静かなボリュームで。