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No.156 家の前の邪魔な電柱、移設できるって知ってた?


家の前の、ちょうど邪魔な場所にある電柱、昔からの名残でそのままにしてませんか?実はこの電柱、電力会社や通信会社に依頼すれば移設してもらう事ができます!ここでは電柱の移設方法と注意点について簡単に説明します。

典型的な邪魔パターン

✅端でないところに電柱がある

 

✅端でないところに電柱を支える支線がある

 

✅土地の中に電柱が建ってしまっている

移設できる可能性が高いが注意しましょう

✅移動できるのは自分の敷地前面の範囲内のみ!

 

たとえ道路管理者の承諾を得たとしても、電柱を移動できるのは原則としてあなたの敷地の目の前にある範囲内のみです。いくら邪魔だからといっても、どさくさに紛れてお隣さんの敷地の前へ移設しようとしても、お隣さんが承諾しない限りできません!

 

 

✅境界ギリギリに移動する際もお隣さんの承認が必要!

 

お隣さんとの境界ギリギリに移設したいと思う方がほとんどでしょうが、この場合にも一般的にはお隣さんの承諾が必要です!

 

 

✅移動距離が長い場合、移設できないことも!

 

移動させる距離が長くなりすぎると認められないケースがあります!これは技術上の問題で、電線のワイヤー張力が大きくなりすぎてしまうからです。電柱が傾いたり倒れたりしたら大変ですから!

移設できない可能性が高いパターン

✅敷地内から公道(または私道)に移設する場合

 

これは認められないケースが多いです。特に、周辺の電柱がすべて私有地内の場合、あなたのところだけ認めると、ご近所さんのところ全部移設しなければいけなくなるため、認められることはまずありません。道路の使用許可も下りにくいです。

 

 

✅あなたの敷地の前の電線が屈曲点にある場合

 

そもそも電柱が直線上に並んでいなくて、あなたの敷地の前の電柱が屈曲点になる場合などには、移設そのものが難しいケースもあり得ます。

 

 

✅1m以内の移動

 

ほんの少しずれてくれれば…。お気持ちは分かりますが、移設手順上、数十センチだけ移動するということはできないようです。

移設手順

①電柱や支線の所有者に連絡

②現地での立ち合い

③設計、審査

④隣地交渉(隣人への許可取得)

⑤移設費用を収める

⑥工事着手(移設)

移設費用

前面の公道から同じ公道内への移設の場合、工事費用としては10~15万円程度の負担を求められる場合が多いようですが、ケースバイケースで異なるようですので、事前に電柱の所有企業に確認してください。

さいごに

最終的な移設の可否を決めるのは電柱の所有者企業ですから、電柱が邪魔でお悩みの方、まずは相談してみてはいかがでしょうか。

 

これから売却しようとしている不動産がまさに、"電柱が邪魔な土地"だったら、売り出し前に移設ことも選択肢に入れた方がいいかもしれません。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。

両手仲介を行わない不動産売却専門エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。