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No.171 「同居」よりメリットが多い?「近居」という住まい方


「親の近くに住みたいけど、同居はちょっと・・・」そんな方から人気の近居。家の大きさの問題や、ライフスタイルの違いから同居が難しい方に選ばれる住まい方で、メリットが多いことから注目を集めています。近居が支持される理由についてみていきましょう。

近居とは

近居とは、国土交通省の調査による定義によると、「住居は異なるものの、日常的な往来ができる範囲に居住することを指すもの」とされています。一般的には、徒歩や自転車、自動車、電車などで1時間以内で行き来できる距離に住むことをいます。

近居のメリット

✅安心感がある

 

やはり何かあったらすぐに駆け付けることができるという安心感があることでしょう。介護が必要なときや一時的に体調が優れないときなど、近くにいれば心強いです。

 

 

✅子世帯が共働きしやすい

 

夫婦共働きが一般的になってきた今、同居では生活時間の差もあり、お互いに気を遣わなければいけませんが、近居であればこのような心配はありません。また、日中、親世帯に子供の面倒を見てもらうこともできます。

 

 

✅程よい距離感がある

 

生活圏が近すぎるとお互いに気を遣いすぎてしまう懸念もあります。近居だと日常生活では一定の距離を置くことができるため、ちょうどいい距離感を保て、お互いにプライバシーを重視した暮らしができます。

 

 

✅助成金制度がある

 

出産・育児への不安を軽減し、介護しやすい環境づくりができるという観点から、三世代(親・子・孫)の近居・同居に対する支援制度が国や自治体で積極的に実施されています。

 

リフォームや引っ越しにかかる費用を補助対象とするのが一般的ですが、補助要件や金額は地域によって異なるため、お住まいになる予定の自治体に確認してみると良いでしょう。

 

ちなみに、寝屋川市では、子育て世帯とその親が寝屋川市内で近居又は同居するための住宅購入費や住宅リフォーム工事費を最大40万円補助する制度「三世代定住支援補助金」が以前はありましたが、現在(2020.05.28)では終了しているようです。(当事務所調べ)

 

さいごに

親世帯にも子世帯にとっても、近くに住むことは育児のサポートや介護の面でお互いにメリットがあります。近居は同居よりも生活リズムやライフスタイルを守って暮らしやすいことから、今ではすっかり定着しました。共働き夫婦が増加傾向にあることからも、近居という暮らし方は今後もますます増えていくでしょう。

 

どちらか片方だけが世話になる関係ではなく、「お互いさま」と言い合えるのは気持ちがいいですね。近居は理想の住まい方ではないでしょうか。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託(株)退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。