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No.172 自分でできるシロアリ点検と対策


シロアリはあなたの大切な住まいの土台や柱などの木部を食べて、家の強度や寿命を著しく低下させます。シロアリ被害は目で見て簡単に確認出来ないのが難点ですね。シロアリ被害にあわないために、定期的な点検と対策を行いましょう。

シロアリの種類と生態

日本のシロアリ被害で多いのはヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。ヤマトシロアリは全国に生息し、イエシロアリは中部地方より西の太平洋側、四国、九州などに多く生息し、女王アリを筆頭に兵隊アリ、働きアリに分かれ巣を作っています。

 

よく黒アリの羽アリを白アリの羽アリと間違えるケースがあります。黒アリの羽アリは前後の羽のサイズが違いますが、白アリの羽アリは前後の羽のサイズが同じなので、これさえ覚えていれば簡単に見分けられます。

自分でできるシロアリ点検

✅家の周囲

 

1、基礎コンクリートに不自然な土の道がないか。

2、基礎に設置された換気口がエアコンの室外機や倉庫、荷物などでふさがれていないか。 

3、廃材や薪、家具などが、家の周囲に立てかけられていたり、庭などの土の上に積み上げられていないか。

 

 

✅床下

 

1、床下の土が湿っていたり、床下に湿気がたまったりしている様子はないか。

2、配管からの水漏れはないか。

3、床下にシロアリの侵入してくる道(蟻道)はないか。

4、床下の木材をドライバーで突くと、ドライバーの先が木材に入らないか。

5、床下にシロアリが生息していないか。

 

 

✅屋根

 

1、瓦屋根に「ずれ」「割れ」「浮き」「がたつき」があるように見えないか。

2、金属板の屋根に「浮き上がり」「がたつき」「さび」「塗装の色あせ」があるように見えないか。

3、雨どいが割れていたり、落ち葉などがたまっていないか。

自分でできるシロアリ対策

✅家のまわりにエサになる木材を置かない

 

シロアリを寄せ付けないためには、家のまわりにシロアリのエサになる木材を置かないことが重要です。シロアリは、エサとなる木材が豊富な場所を見つけると、仲間に知らせ、大群でやってきて食害します。

 

また、盲点になりがちなのがダンボールです。ダンボールは木材を材料としており、しかも柔らかいので、シロアリの大好物になります。ダンボールも屋外に置かないようにしましょう。

 

 

✅建物の基礎まわりの風通しと日当たりをよくする

 

基礎の周囲の通気口付辺に植木や物置を置くと、空気の流れと日当たりが遮断され、床下はシロアリが好む、湿気がこもった暗い環境となってしまいます。

 

そのため、建物の基礎まわりの風通しと日当たりをよくして、シロアリが好まない床下の環境を作りましょう。

 

 

✅家のまわりに極力荷物を置かない

 

シロアリは空気の流れと明かりを嫌います。ですから、家のまわりに極力物を置かないことが大切です。いくら日当たりが良い家でも、荷物などで影を作っていると、暖かく湿った環境となるため、シロアリが活発になりやすいです。

 

要らないものは極力処分して、家のまわりはスッキリさせておきましょう。

さいごに

これから夏にかけては、特にシロアリを発見しやすい季節になりますので、シロアリの点検や対策として、まずは少し面倒でもお金をかけずに自分でできる範囲のことから是非実践してみましょう。

 

そして少しでも気になる点があれば、一度専門家へ相談するのがよいかと思います。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託(株)退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。