No.175 【今さら聞けない】事故物件の割引率


事故や事件、孤独死など、不幸にも亡くなられた人が出てしまった物件のことを「事故物件」といいます。ネガティブな要素だけに、売却するのが難しいとされている事故物件ですが、実際に売却する際、通常の状態に比べ、どの程度価格が下がるのでしょうか。

事故物件とは

事故物件には法的なルールはありませんが、一般的に、「物件自体には問題がないが、物件内で殺人、自殺、孤独死、不審死、事故死など人の死亡に関する事象があった物件のこと」を事故物件と呼んでいます。

 

つまり、事故物件とは一般的には「瑕疵(かし)=キズ」のある物件と捉えることができます。これを「心理的瑕疵」と言います。

心理的瑕疵とは

過去に事件や事故などがあり、買主が「気味が悪い」「怖い」など心理的に不快な気分を感じる物件を指します。

例えば、「自殺や殺人事件があった」「事件、事故による死亡事例があった」「火災や洪水などの被害があった」等が挙げられます。

 

また、「反社会的勢力の活動拠点や風俗店、火葬場、ごみ焼却場など一般的に避けられることがあるような施設が近くにある」といった物件も該当することがあります。

事故物件の割引率

心理的瑕疵がある事故物件の場合、その原因となった心理的瑕疵の程度により、価格に及ぼす影響が異なります。

一般的な相場として、通常物件と事故物件を比較した場合、孤独死や自然死の場合は10%程度、自殺の場合は30%程度、殺人などの事件の場合は50%程度の割引が必要となります。

さいごに

もちろん事故物件だからといって、相場通りに大幅に安くしないといけないわけではありません。買主の気持ちの持ちようや考え方、好みに差があるからです。私は怖がりなので無理ですが、なかにはまったく気にしない人もおられますから(笑)

 

立地や環境の良さなど物件自体の魅力が高ければ、大幅に価格を下げずとも売れることがあるので、不動産会社とよく相談して売出価格を決めましょう。相談先が決まっていない方は、不動産売却専門の桜木不動産事務所までお気軽にご連絡ください。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託(株)退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。