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No.216 【意外と知らない】住宅ローンの審査基準


住宅やマンションなどの不動産を購入する時、ほとんどの方が住宅ローンを組まれます。住宅ローンの審査基準については約20項目もありますが、金融機関は特に何を重視しているのかご存知でしょうか。

金融機関が特に考慮する項目TOP10

住宅ローンで金融機関が注目する項目は、国土交通省が金融機関等を対象に毎年行っている「民間住宅ローンの実態に関する調査」にあります。そのなかで「融資を行う際に考慮する項目」としてまとめられているのは約20項目もあります。

 

この20項目の中から特に金融機関が最重要視している項目TOP10について、ランキング形式でご紹介していきます。

 

①「健康状態」(98.6%)

②「借入時年齢」(98.3%)

③「完済時年齢」(97.7%)

④「担保評価」 (97.2%)

⑤「勤続年数」(95.7%)

⑥「年収」(95.6%)

⑦「連帯保証」(94.9%)

⑧「返済負担率」 (90.75%)

⑨「金融機関の営業エリア」(90.3%)

⑩「雇用形態」(75.7%)

 

※国土交通省「平成30年度 民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書

1~3位は「健康と年齢」

上位3位までは、健康と年齢に関する項目となっています。金融機関にとって、貸付先が返済を続けてくれることが最も重要で、返済を継続してもらうには借り入れをした人が健康でなければならない、ということでしょう。完済する年齢も重視され、なかでも「80歳未満で完済できるか」という点が重要です。

4~10位は「返済能力」

金融機関は返済能力のない人に融資は行いません。そのため、「年収」「返済負担率」「勤務年数」「雇用形態」などが審査の基準として重視され、自営業などの個人事業主は住宅ローンの審査を通るのが難しい傾向にあります。他には、カードの支払い遅延が何度も続くなど、信用情報に問題があると、住宅ローンであっても借り入れできない可能性が高くなります。

さいごに

私は、45歳の時に住宅ローンを組みました。完済時年齢は70才です。当時は会社員でしたから、勤続年数・年収・雇用形態・会社規模等の属性は問題なかったと思うのですが、「年齢」での不安は確かにありましたが、無事借入できました。

 

これから住宅ローンを組んで不動産の購入を検討される方で、少しでも不安材料がある方は、どうぞお近くの不動産会社にご相談ください。きっとご相談者様の属性にあった金融機関を紹介してくれると思います。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託(株)退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。