No.223 【よくあるご相談】空き家に火災保険は必要か


所有している空き家、人が住んでいないから火災は起きないと考えている方も多いですが、放火などにより火災の被害に遭うことがあります。 私どもでは、空き家であっても火災保険の加入を推奨しております。

空き家のリスク

空き家には人の目がないこと、郵便物やダイレクトメールがたまりやすいこと、燃えやすい枯草やゴミなどが散乱しやすいことから、不審者による放火の可能性が高くなります。「どうなっても構わない・・・」と言う方もいらっしゃるのですが、万一、近隣に延焼してしまったら大変です。

 

また、火災だけでなく、自然災害などによる建物の損壊等のリスクもあります。台風で屋根が飛んだ、窓が割れた、など外部から侵入しやすい状況を放置すれば、より火災や犯罪のリスクが高くなってしまうため、空き家とはいえ放ったらかしにはできません。

空き家の火災保険は住宅用の火災保険とは違う?

本来、火災保険は、保険の目的となる建物の所在地や建物構造、用途によって、加入する保険の種類と保険料が異なります。事故のリスク度が異なるからです。一戸建てやマンションなど住居専用として使用する建物(住宅物件)と店舗や事務所など住居以外に使用する建物(一般物件)に分かれます。

 

本来、空き家は住居専用の建物ですが、火災保険の契約上は居住用の建物とみなされず、店舗や事務所と同じ扱いになり、一般物件として加入するのが一般的です。また、建物の管理状態が良くない場合は、そもそも火災保険に加入できないこともあります。

 

一方、空き家を住宅物件として加入できることもあります。例えば、転勤で自宅が一時的に空き家になってしまう場合や相続で取得した空き家を定期的に家族が寝泊まりしている場合、あるいは別荘のように季節ごとに住居として使用している場合などが挙げられます。火災保険に加入するときは、保険会社の引受基準や空き家の状況・管理状態によって異なるため、自己判断は禁物です。

さいごに

今加入している火災保険がある場合、空き家を対象としているのかは保険会社に確認しましょう。知らずに保険料を払い続けて、いざ火災になったときに保険金が支払われない可能性もあります。

 

空き家といっても、それぞれの理由でいろいろな状態の空き家があるため火災保険の取扱いは異なりますが、いずれにしても火災保険には加入しておきましょう。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託(株)退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。