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No.233 気を付けよう!「家賃並みのローンで家が買える」


不動産のチラシで「今の家賃並みの支払いで家が買える!」という文句を見たことはないでしょうか。この言葉を鵜呑みにして購入してしまうと、あとで痛い目に遭うことになります。

注意点1.変動金利? 35年返済?

住宅ローンの毎月返済額を少なく見せるために、適用金利は変動、返済期間は35年になっていることがほとんどです。過去最低水準にある現在の変動金利と最長返済期間を組み合わせて、月々の返済額を小さく見せる作戦なのです。

 

実際には変動金利は5年ごとに返済額の見直しがあるので、将来どうなるかは誰にも分かりませんし、また35年返済もリスクが高いですから、非現実的な計算式に騙されないように注意しましょう。

注意点2.固定資産税や管理費等の負担は?

住宅購入後は、ローンの返済だけでなく、固定資産税の負担が毎年必要になりますし、マンションの場合には、管理費や修繕積立金、駐車料金などの負担もあります。これらの維持費の負担額は計算に入っていません。

 

戸建ては管理費や修繕積立金、駐車料金はかかりませんが、将来必ずと言っていいほど何らかの修繕が必要になりますので、その修繕費用の負担が発生することも忘れないように計算に入れましょう。

返済額シミュレーション

年収、金融機関、金利タイプによって借入可能額が違いますので、実際の借入額は、「現在の家賃=毎月返済額」と単純に試算してしまうと間違ってしまいます。ですので、年収、金利タイプから借入可能額をシミュレーションするようにしましょう。

さいごに

「月々の支払いが家賃並み」は不動産会社がとにかく一番安い返済額を出しているだけで、実際その通りにローンを組んでしまうとあとで大変なことになります。住宅ローンは一度借りてしまうと変更がききませんから、不動産会社の言うことを鵜呑みにしないで、ご自分でもしっかりシミュレーションしてください。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託株式会社退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。初年度の売却相談件数108件。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。