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No.236 騙されないで!火災保険でリフォームはできません!


最近よく「火災保険でリフォームが出来ます!」と無料でリフォームができるという詐欺商法か?とも思うようなチラシやサイトを見かけます。結論から言うと、火災保険でリフォームはできません!

火災保険でできること

確かに火災保険では、「火災」以外にも「落雷」「破裂・爆発」「風災・雪災」「漏水」「盗難」などが原因の損害を補償してくれますが、あくまで"壊れた箇所を以前と同じ状態に戻す"ことができるに過ぎません。そのため、"価値を高める"リフォームは対象になっていないのです。

 

ちなみに、地震による損害は火災保険の補償対象外です。別途、地震保険に入らなければなりません。

補修とリフォームの違い

補修とは、壊れたり傷んだりした部分に手を加えて、元の状態に戻すことです。つまり、基本的には部材や設備の新品交換や追加をせず、再び本来の価値を回復させる工事のことです。

 

リフォームとは、主に住宅の増改築や改装のことで、間取りの変更や模様替え、外壁の張り替え、壁や床、天井の断熱性や遮音性を高めたり、台所や浴室などの設備を替えることです。つまり、部材や設備を新品交換または追加して、元の状態より価値を高める工事のことです。

さいごに

「火災保険を使えば、実費負担0円でリフォームできる」を売り文句にしているリフォーム会社が存在します。しかし、火災保険を使っても、リフォームすることは不可能です。少なくとも、補修原因が災害かどうかの判断や補償額の決定は、鑑定会社が行ないます。鑑定会社はその道のプロですから、騙すことはできません。

 

もし仮に、業者の言うことを鵜呑みにして、不正に申請して保険金を給付させたりしたら、これはれっきとした詐欺行為です。うっかり詐欺行為に加担しないように気を付けましょう。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託株式会社退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。初年度売却相談件数108件。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。