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No.245 連帯債務者と連帯保証人の違い


一般に住宅ローンでは保証人は不要とされています。ただし、夫婦の収入を合算して借り入れする場合には、合算者は「連帯債務者」、もしくは「連帯保証人」となるかどちらかです。両者は保証の範囲などが異なります。

本人と同様に債務を負うのが「連帯債務者」

連帯債務者とは、債権者に対し、同一内容の債権(住宅ローン)を一緒に返済する人のことで、複数の債務者(借り入れをする人)それぞれが独立して返済する義務を負います。一方が債務を完了すると他方の債務も完了します。

 

また、債権者は連帯債務者に対して、どうのように返済を請求してもよいとされています。例えば、夫婦で借り入れした場合、債権者は夫(妻)だけに全額の返済を求めたり、それぞれに半額ずつの返済を求めたりすることもできます。

本人の保証をするのが「連帯保証人」

保証とは、「主債務者(借り入れをする本人)が債務を履行(借り入れの返済)しないときに、その履行をする責任を負う」ことをいいます。そして、保証人が主債務者と連帯して債務を負う場合を連帯保証人といいます。

 

連帯保証人が返済請求を受けるのは債務者の返済が滞ってからで、連帯債務者のように、はじめから返済を請求される立場にあるわけではありません。

さいごに

住宅ローン契約では基本的に保証人は不要です。保証会社への保証料の支払いをしますので、保証人を誰かにお願いする必要はありません。しかし、下記のような場合はいずれも連帯保証人が必要で、①については契約方法によっては「連帯債務」となるケースがあります。

 

①夫婦、親子などペアローンの場合

②土地や建物が共有名義の場合

③親名義の土地に住宅を建てる場合

 

契約書にサインする際は、どのような立場でサインするのかをしっかり確認しましょう。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託株式会社退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。初年度売却相談件数108件。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。