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No.263 聞きなれない「自然災害債務整理ガイドライン」とは


これから秋にかけて、台風などの自然災害が起こりやすい時期になります。このような自然災害による被災者を対象として、「自然災害債務整理ガイドライン」という債務整理に関する準則が制定されています。一緒に見てみましょう。

「自然災害債務整理ガイドライン」とは

「自然災害債務整理ガイドライン」とは、自然災害の影響によって、住宅ローン等を借りている個人や事業性ローンを借りている個人事業主が、既往債務を弁済できず再スタートが困難となることを想定し、そのような債務者が一定の要件を満たした場合に、法的倒産手続によらずに、債権者と債務者の合意に基づき、債務整理を行う際の準則として取りまとめられたものです。

ガイドラインを利用できる方

平成27年(2015年)9月2日以降に「災害救助法」が適用された自然災害の影響によって、それまで抱えていた住宅ローンや自動車ローン、事業性ローンなどを返すことができない、または近い将来に返せなくなることが確実と見込まれる個人または個人事業者の方(法人は対象となりません)。

ガイドラインのメリット

✅個人信用情報として登録されないため、新たな借入れに影響が及ばない。

✅国の補助により弁護士等の登録支援専門家が無料で手続きを支援してくれる。

✅財産の一部をローンの支払いに充てずに手元に残すことができる。

さいごに

債務整理の成立には、ローンの借入先(金融機関等)の同意が必要となります。自然災害債務整理ガイドラインによる債務整理を希望する場合は、ローンの借入先の金融機関にお問い合わせください。

 

※政府広報オンライン「暮らしに役立つ情報

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託株式会社退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。初年度売却相談件数108件。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。