· 

No.278 決められない!?分譲地でどの区画にする?


大規模な分譲地であればあるほど、区画選びに迷うという方も多いのではないでしょうか。ここでは、区画ごとの特徴や区画選びをする上で大切にすると良いと思うポイントをご紹介します。参考になりましたら幸いです。

分譲地とは

分譲地とは、もともと田畑や山林だった土地を、暮らしやすい街並みにかえた土地です。1つの街として造成されるため、きれいな街並みとなり、出入り可能な人や車も限定されます。分譲地の近くには、スーパーなどの施設もできやすく、利便性も高まっていく可能性が高いため、住みやすい面もあります。

 

また、分譲地では、同じ時期に入居する世帯が多く、またその生活環境から、子育て世代が購入するケースがよくみられます。家族構成や境遇が近ければ、自然と良好なコミュニティが構築できます。

 

そして、分譲地の場合、複数の建物を計画的に建築していきますので、資材の一括大量購入によるコスト削減が見込めるため、手ごろな価格でグレードの良い建物に住むことができる可能性が高いという特徴があります。

道路付けから見る特徴

✅東側道路

東側が道路と接している区画は、朝の陽射しを十分に取り入れられるのがメリットです。南側に他の住宅が建っている場合、午後からの陽射しを取り込みづらくなることが考えられますが、暑い夏場は直射日光を避けられるので比較的過ごしやすいでしょう。アプローチや玄関部分を北側に寄せるなど設計を工夫すると、南側のスペースを活かした家づくりができます。

 

✅西側道路

西側が道路と接している区画は、日照時間が長いことがメリットです。午後の日差しが入りやすく、冬場は比較的暖かく過ごせます。西日の陽射しが気になる場合は、間取りを工夫することで過ごしやすい住まいになるでしょう。

 

✅南側道路

南側が道路と接している区画は、日照条件が非常に良く、日あたりの良い土地で人気があります。一方で、リビングや洗濯物を干す場所を南側に配置すると、道路側からの視線が気になるかもしれません。プライバシーの確保を考えた設計にしましょう。

 

✅北側道路

北側が道路と接している区画は、日照条件がほかと比べて悪くなりがちです。その反面、北側に建物を寄せて南側にスペースを確保できれば、道路側からの視線が気にならず、庭やプライベート空間を作ることが可能です。

分譲地の位置から見る特徴

✅手前の土地

分譲地の中で手前の方にある土地は、車での出入りに便利です。必要な時にさっと車を出せるほか、道路に接している面も多いので日当たりや明るさを確保できる点もポイントです。ただし、人通りの多い南道路などは意外と人目が気になるケースも。

 

✅角の土地

向きにかかわらず角に位置している土地は、「角地」と呼ばれ2方向以上が道路と面しており、開放感があり、向きによっては日当たりのよさもメリットとなるでしょう。また、角地は建築条件の制限が緩和されることもあるため建築面積が多く取れ、ゆとりのある住宅を設計しやすくなります。資産価値の面からも魅力があります。

 

✅旗竿の土地

道路から奥に向かって路地が伸び、奥に建物を建てる土地が広がっているものは「旗竿地(はたざおち)」と呼ばれます。このような土地は一般に、奥まった場所にあり、人通りが少なく静かなところが多い反面、土地の利用価値が低く、低価格で売り出されるケースがほとんどです。

優先順位を決める

それぞれの区画ごとの特徴に応じて価格は変化します。価格も踏まえて、ご家族のニーズに合った土地を選ぶには、優先順位を家族で話し合うことが大切です。区画を選ぶときには、必ず実際に現地へ見学に行くこともお忘れなく。選び方としては、第一に価格が予算内に収まること、そして家族全員が安全に暮らせるかどうかをチェックしてください。

 

ちなみに、私の優先順位の1番は、「車の出し入れが難なくできるような駐車場がつくれる区画」です。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託株式会社退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。初年度売却相談件数108件。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。