No.290 現地に行かずに遠方地の不動産を売却する方法


遠方地の実家を相続した、転勤で使わなくなった遠方地の自宅がある。これらの不動産を、わざわざ現地まで足を運ばなくても売却できる方法があります。それぞれの特徴を押えておきましょう。参考になりましたら幸いです。

まずは原則論

原則論で言うと、不動産売買を行うときには、通常は少なくとも二度は現地に行く必要があります。売買契約締結時と決済(引渡し)時です。

 

売買契約は、売主と買主双方の立ち会いのもとで売買契約書に署名捺印を行い、手付金の受け渡しを行います。また決済(引渡し)は、残代金と不動産の引き換え行為を行うわけですから、やはり売主と買主の立ち会いが必要になります。

方法①持ち回り契約

売買契約書を、三者間で持ち回って署名捺印する方法です。まず、不動産会社が契約書原本を作成して買主に署名捺印(同時に手付金を預かる)をもらい、契約書は売主へ郵送、手付金は振り込みします。その後、売主は契約書に署名捺印し、手付金が振り込まれていることを確認後、不動産会社へ返送すれば売買契約が成立します。

 

法律上の解釈では、買主と売主がこの持ち回り契約の意味を共有・理解して合意形成されていれば有効になり、売主が契約書に署名捺印をして発送または不動産会社へ渡した時点で契約が成立します。

方法②代理契約

現地の近くに住んでいる家族や親戚など信頼できる人に、売買契約書の署名捺印を代理で依頼する方法です。法律上も有効な方法です。

気を付けること

現地に行かずに遠方地の不動産を売却するのですから、足となり頭となってくれる不動産会社の選び方がもっとも大事になります。大小さまざまな不動産会社がありますが、ただ買い手を探してくるだけの仕事ではないですから、地域に根差して営業している不動産会社の方が、小回りが利き、何かと頼りになるケースが多いのではないかと思います。

さいごに

私ども桜木不動産事務所では、売主様が遠方にお住いのケースでの売却も得意にしています。不動産の売却をサポートしながら、物件の管理も無料で行っています。残置物の処分等、手間のかかる作業も代行します。遠方地の不動産の売却をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

 

 

この記事を書いた人

国本

桜木不動産事務所代表。宅地建物取引士。

三井のリハウス、大東建託株式会社退職後、2019年2月大阪府寝屋川市に

不動産売却専門の「桜木不動産事務所」を設立。初年度売却相談件数108件。

両手仲介を行わない不動産売却エージェントとして日々奔走しています。

好きなものは、阪神、浜省、森高、水無月、早く走る車。

嫌いなものは、ゴキ。